
会社で昼休みにWebの記事を見た時は、
キタ─────(・∀・)─────!!
って、ココロの中で叫びますた。つか、マジで声に出しそうになったけど(笑)。春のPIE2006で参考出品したときに、秋に発売予定ってあったので出ることは分かってたんだけど、仕事やらプライベートやらで忙しくしてて、気付いたらもうそんな時期だったんですな。
本当はK100D発売の記事を見た時に、秋に出る新機種の予想を書こうと思ってたのが、すっかりタイミングを逃してしまった。予想を出してたら、それが合っていたかどうか検証もできたんだけど、でもまあ個人ブログだし、発表されたスペックから色々と妄想しながら書いてみるですョ。
・約1,020万画素APS-CサイズCCDセンサー
これはPIE2006の時点で発表されていたんで、そのまんまですな。今や中級機はおろか、先日発売になったエントリークラスのNIKON D80やCANON KissデジタルXでも1,000万画素を搭載しているんで、このスペックは必須でしょう。つうか、今後のデジ一は1,000万画素が普通になっていくんでしょうけど。するってぇと、K100Dもマイチェンで1,000万画素と搭載する可能性あり?
・CCDシフト式手ブレ補正
K100Dで採用されていたんで、これも搭載してくるとは思ってたけど、K100Dが約2.5~3.5段分だったのに対し、約2.5~4段分にスペックアップ。ただし、トレードオフとして、ISO感度がISO100~1600相当とK100DのISO100~3200相当から若干スペックダウンしている。まぁ実用域として、ISO800くらいまでは使えそうなんで問題ナッシング。
・ゴミ除去機能
同じくCCDシフト方式の手ぶれ補正を採用したSONY α100に搭載されていたんで、これは搭載されると嬉しいなぁと予想というか希望していたら、しっかり搭載されてたんでウレシイ限り。もうね、これが付いてただけでも買う気にさせられましたョ。いずれはデジ一に標準されるのかもしれんが、今の時点では大きなアドバンテージでしょう。
・記録メディアスロットにSD/SDHC
このへんはTypeⅡCFとSDのどっちになるか、ちょいと悩んだところだったけど、結論としてSD/SDHCを採用。SDは2GBの容量上限があるし、TypeⅡCFならアダプターが使えるのでSDはそっちで使ってねという路線も想像してたが、SDHC規格の採用で容量的な問題は解決したってことなんでしょう。
メディア価格としては、まだCFの方が安いけど、生産量が急増したSDのおかげで、差分も気になるほどではなくなったし、それよりもist* DS以降でペンタックスユーザーになった人や、コンデジからステップアップする人を呼び込むという戦略にも合致するしね。妥当な判断だと思う。
・交換式フォーカシングスクリーン
ist* DSからK100Dまでは見送られていたけど、ist* D以来の採用となった。中級者以上をターゲットとするなら欲しい機能だし、実際は滅多にスクリーン交換なんてしないんだけど、やっぱり好みのスクリーンに交換できるのは魅力。
・ハイパープログラム
これもist* D以来の採用となり、ある程度予想はしていたがやっぱりウレシイ。つうか、今までist* DS以降の機種に俺が手を出す気になれなかった主たる理由が、ハイパープログラムが採用されてなかったこと。ハイパープログラムは俺の主力一眼であるZ-1で初採用された機能だが、慣れるとこれが非常に使いやすい。Z-1はエルゴノミクスデザインがいまいちウケなかったせいか、その後、MZシリーズに方針転換されてしまうが、それに伴いハイパープログラムも封印されてしまった。
言葉で説明するのは難しいが、とにかく便利な機能なんで、この機種が売れて多くのユーザーにその良さを知ってもらいたいものである。
なお、今度は「感度優先AEモード」ってのも採用されたので、これの使い勝手についても非常に興味深い。
・リチウムイオン充電池
これはちょいと予想と違った。今までしつこく単三型電池を採用してきたし、個人的にも汎用性の高い単三型の方がありがたかった。ただし、eleloop以外のニッケル水素充電池は使わないと放電するし、eleloopも容量がやや少ないとか、そもそもニッケル水素充電池は重いというデメリットもある。
一方、リチウムイオン充電池は、独自の形状となるものの、高容量・軽量で放電しにくく、継ぎ足し充電も可というメリットもある。今回はバッテリーグリップというオプションも用意されるので、路線変更もまぁ納得できる範囲かなと。
・防塵・防滴構造
これはちょっと予想していなかった。しかし、古くは我が愛機の一台であるLX、コンパクトではESPIO WRや最新のOptio W20など、PENTAXは防塵・防滴構造にはノウハウを持っているので、ある意味納得できる。屋外で使う機会の多いカメラも電子化が進んでいるし、防塵・防滴構造というのは非常に安心感がある。
・その他もろもろ
細かいスペックは従来機種と大きく変わってないものも多いので割愛するが、気になったところではデジカメWatchの記事に書いてあった、超音波モーター内蔵レンズのための電源供給接点の追加がある。ペンタックスもついにというかやっとというか、超音波モーター内蔵レンズを出すらしい。今まではカップリング方式のAFだったので、超音波モーター内蔵レンズが使えるのはK10D以降の機種となるが、それでも超音波モーター内蔵レンズの恩恵に預かれるのは素直に嬉しい。AFからMFに切り替える時に楽でいいんだよねぇ。トキナーと共同開発している可能性も考えられるが、それ以外のレンズメーカーから発売している超音波モーター内蔵レンズも、ペンタックスに対応してくれると非常にありがたいのだが。
あとはバッテリーグリップD-BG2も用意されること。ist* Dの時にはD-BG1が発売されたが、今回は電池が変わったので細かい所も変わっている。別売りのリモコンと予備のSDメモリーカードを収納できるのは、地味な機能ではあるがけっこう便利かも。あと、本体と同様にこちらも防塵・防滴構造というのも良い。
・価格とか
オープン価格で店頭予想価格が12万円前後とあるが、正直、安すぎやしません?>ペンタックス様 俺はスペックからNIKON D200クラスの価格を想定してたんで、15万前後を予想してたんだけど、レンズキットで13万円半ばなんて記事もあるし、15万円あったらバッテリーグリップまで狙えるじゃないですか。
価格的にはCANON 30Dとバッティングするけど、30Dは820万画素でスクリーンは固定式だし、D200はほぼ同じスペックだけど、本体価格で約3万円高く、手ぶれ補正やゴミ除去機能は搭載していない。俺のひいき目を除いても、年末のボーナス商戦で台風の目になる可能性は十分に考えられるし、2006年下期に登場しそうなのはオリンパスのE-400くらいであることを予想すると、カメラグランプリも狙えるんじゃなかろうか?そうなるとZ-1以来になるなぁ。
とまあ、ダラダラといろんな事を書いてみたけど、何しろまだ実物は発売されてないし、いろんな記事を見て妄想しているだけなんで、後日出てくるであろうレビュー記事に比べたら、こんなブログなんて何の役にも立たないのは事実だが、今まで俺が欲しかった機能以上のものが搭載されていたんで、もう仕様を見ただけで、物欲が沸き上がって仕方がないのですよ(笑)。お金もないし、某番長じゃないんで、衝動買いとかはほとんど無いんだけど、今回は久しぶりに興奮しますた。なんかね、昔、カーセンサーでピアッツァを見て埼玉まで買いに行った時以来かも(笑)。
ただ、今は予算が無いんですぐには買えないのが悲しいところだが、おそらく来年の4月とかには、自分から自分へのプレゼントとして間違いなく買っているでろう。その前にローンで買っている可能性も非常に高いがな!
PENTAX K10D
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