夕べは何度寝ようとしてもすぐ目が覚めてしまって、朝5時半になった時点で寝るのを諦めてしまった。結局、3時間も寝てなかったので、日中はしんどかったっす。とか言いつつ、こんな時間にこんな事を書いているのもどうかと思うが。
で、早起きしても特にすることもなかったので、寝っ転がったまま録画しておいた新必殺仕舞人を見ていた。お盆前の頃からテレ東で必殺仕舞人~新必殺仕舞人と続けて再放送していたのだが、それを知ったのはお盆に帰省したとき。ふと新聞のテレビ欄を眺めていて気が付いた。こういう時は、やはり新聞をとっていた方が有利ですな。
俺はというと、20年来の必殺ファンでありながら、仕舞人を見るのは初めてであった。リアルタイムで見始まったのが仕事人Ⅳからなので、仕舞人はもう終わっていて、その後も再放送やレンタル等で見る機会もなかった。今回、久しぶりに必殺シリーズを見て、やっぱり好みだなーと再確認した次第。基本的に救われない話ばっかりなんだけどね。
仕舞人は時期的に仕事人→仕舞人→新仕事人→新仕舞人→仕事人Ⅲと続いた頃で、必殺シリーズの人気が年々高まって世間に認知され、マイナーからメジャーな存在になった頃である。そのせいか、非主水シリーズとしては珍しく2作、制作されている。思い返しても、メンバー・設定とも繋がった非主水シリーズは、仕舞人しかない。(からくり人はシリーズ名のみ同じで、メンバー・設定に繋がりはない)
そんな仕舞人も2シリーズ続けて見ると、思ったより作品の印象が異なる。たぶん、仕事人から新仕事人を続けてみても、同じような感じになるのかもしれない。とは言え、それを言葉で説明するのは難しいのだが、個人的な好みだと1作目の方が好きかも。新仕舞人はフォーマット化が進んでしまったので、仕舞人の方の少し泥臭い感じが良いのだ。
細かい所だと、晋松のポジションが新仕舞人になると完全に一座のメンバー扱いになってしまうが、初期の謎のとっつぁんだった頃の方が、仲間内での緊張感があっていいような気がする。武器も鋼仕込みの縄の方が、見た目に迫力あったなぁ。鋼を仕込んでおく意味はあんまり無いんだけど(笑)。
まあ、新仕事人で殺し技のバリエーションが「斬る」「刺す」「縛る」(たまに「力技」)に類型化されちゃったから、その後の新仕舞人としても、同じ路線にするために獲物を拍子木に変えたんだろうけど。でも殺しのシーンでの決めゼリフや拍子木鳴らしが、いまひとつ緊張感に欠けるんだよな。勇次の糸弾きは良かったんだけど。
とまあ、なにやら書いてみたけど、なんだかんだ言っても必殺シリーズは好きですよ。DVDは買ってないけど、CDは全部持ってるしね。新仕舞人も5日の放送で終了し、後番組が右門捕物帖なので、またしばらく必殺シリーズはお預けなのが残念。
でも、仕舞人を見て、本田博太郎の演技が、今も昔も変わってないことが分かったのが、一番の収穫かな(笑)。
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